凝析・塩析の過程
これは実習に役に立ちそうです。
この問題解決方法はどこにあるのでしょうか。
凝析(ぎょうせき、Coagulation)は、分散質粒子同士が吸着集合して沈降する現象であり、イオン性物質(塩)により引き起こされる凝析は「塩析(えんせき、salting out)」と呼ばれる。一般に分散質粒子の表面は電荷が存在しており、同種の粒子には同種の電荷が存在する為に粒子質量が小さい場合は、分子間力よりも表面電荷の斥力が大となる為、粒子の凝集が妨げられ分散系は安定化する。また、親水コロイドの場合疎水コロイド同様に表面電荷を持つとともに水和により多数の水分子が配位している為にさらに安定化している。保護コロイドのように表面電荷にたんぱく質等が吸着してたんぱく質の表面電荷によりさらに安定化している場合もある。分散系にイオン性物質を加えると、表面電荷にイオンが吸着することで表面電荷が中和されるので、分子間力による凝集作用を増強する。親水コロイドや保護コロイドは保護層を形成している水和している水やたんぱく質などに塩やエタノールが吸着して分散質表面から引き剥がしてから表面電荷が中和されるので、より大量の凝析・塩析物質を添加する必要がある。各種ゾルに対するイオンの凝結能力(臨界ミセル濃度の逆数)で測定すると、
陰イオン
クエン酸塩 > 酒石酸塩 > 硫酸塩 > 酢酸塩 > 塩化物(Cl-) > 硝酸塩 > 塩素酸塩
陽イオン(あまり明確ではない)
Li+ > Na+ > K+
の順に凝結能力が高い。この性質は1888年に発見したF・ホフマイスターにちなんで、ホフマイスター系列(ホフマイスターけいれつ、Hofmeister's series)と呼ばれる。タンパク質は表面電荷(イオン性の側鎖)の量と分布とによって沈殿が起こるイオン濃度が異なるため、塩析はタンパク質の分離・粗精製の手段として用いられる。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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